海外Wi-Fi大会にて気になった事まとめ
参加したVGCSにおいて記憶に残った相手のコンボ、PT、個体及び全体的に流行していたポケについて個人的に気になった事をメモった記事です。
1.海外流の攻撃思考雨パ
海外の人は波乗り雨パを良く使うと思われがちですが、間違ってはいません。ただ上位陣は波乗り雨よりもグスタ、スタン等の印象が強く波乗り雨の使用者は9割レート1700以下の方が多いってイメージがあります。
実際に大会で当たった波乗り雨のPTのサンプルを見ると:
- 1.ニョロトノ キングドラ ルンパッパ トリトドン カポエラー メタグロス
- 2.ニョロトノ キングドラ ルンパッパ ムシャーナ ハッサム ボルトロス
- 3.ニョロトノ ルンパッパ ドクロッグ ハッサム 水ロトム サザンドラ
基本の形は ニョロトノ+すいすいアタッカー+波乗りの恩恵を受けるポケモン(or波乗りが打ち易いポケモン) になってます。ニョロがスカーフを持っていたり、ルンパが球根で漲ったり等が基本の形ですが中には最遅鉄球ニョロを初手から並べてきた相手も。
波乗り雨相手で面白かったのはパラセクト入り波乗り雨、相手のニョロが眼鏡でもし相手のキノコが襷だったら負けていた試合。
上の波乗り雨以外にも、ニョロトノ+ルンパグドラ+電気等の攻め思考の強い雨パも存在しました。ノオーに薄いってのが解っているのか、化身トルネロス/ボルトロスがヤチェを持って悪戯心雨乞いで吹雪避けるワンチャンに賭けてくる試合が2試合程ありました。
最後に、当たったPTの1割程度が雨パでした。水ポケがニョログドラだけなPTは存在せず、日本で良くある雨スイッチみたいなのニョログドラは日本勢が使った以外耳にしなかった。
2.バンギラスの採用率
マスター、シニアジュニア共にバンギラス>ニョロトノの環境。当たったPTの2割以上がバンギラス採用。
自分が当たった高レートの方は全員採用していたポケモン。バンギ+霊獣ランド、バンギガブクレセのグスタが目立ち、バンドリやバンギランドの砂依存はそこまで見かけず。バンギの型自体は日本の環境と変わらないイメージだが鉄球持ちは今回見かけず。
中の人は日本人ですがPT例:
- ハッサム バンギラス 霊獣ランドロス ヒートロトム ラティアス トリトドン
3.一般的なカポエラーの配分/型
PGLのサイトによると約9割のカポが性格は意地っ張り。テクニマッパとかの型も存在したが基本威嚇。
実際に当たった相手のカポや他の人から聞いた情報、PGLの情報等を元に考えると
いじっぱり@かくとうジュエル
H252 A252 D6
インファイト ねこだまし ふいうち ワイドガード
が海外のカポエラーの基本型に思えます。勿論実際にはAを割いてSに振っていたりする事が多いはずなので、A実数値は143〜161辺りなんじゃないかと思ってます。格闘ジュエルは確定、そしてラティやシャンデラが十分にいる環境なので不意打ちは腐る事が少ないでしょう。
ワイガの採用率はPGLによると5割近く、基本海外勢のカポは持ってると思うべき。
4.馬鹿力ハッサム
バンガブクレセ系統のグスタがトップメタに近い感じがした海外のBW終期環境にて、ハッサムが刺さり強いのですが今回の大会でハッサムの5割近くが馬鹿力を持っていたらしい。これはハッサムが苦手とするドランへの打点向上なのかな、と自分は思いました。
実際に1回ジュエル馬鹿力でドランが狩られて急所で負ける可能性がある対面まで追い詰められたので。
5.火力/攻撃面重視の水ロトムの普及率
この大会にて当たったロトムは基本ウォッシュロトムだったのですが、オボンではなく拘り系orジュエルの子が多かった印象。実際にPGLで確認したら電気ジュエル、拘り眼鏡等が多かったです。相手の水ロトムの耐久ラインが143-127辺りのが多そうだったので、実数値としては:
143-x-127-165-127-128 辺りの個体とかなのでしょうかね。
水ロトム入りで面白かった構築はバタフリーヤミラミの人:ヤミラミ+バタフリーで害悪催眠混乱ゲーをしかけて来た後に、後続ノオー眼鏡ミトムで一掃するPT。
6.鉄球ブルン
1回物凄く遅いブルンに当たって驚いた記憶があります。S58の半減のS29に成る為、トリル下でバレルムシャより先に神秘出来て且つドサイ等より先に動ける子に成る。ナットとトドンが鬼門だが面白そうではあった。惜しむべくは実際に当たった相手のブルンが火力無振りで熱湯だったためドサイすら落とせない可哀想な子に。
他にも色々気になったPTとか構築あった気がするけど今はコレだけ、思いだす度に更新していく