偉大なるダイケンキ神のしおふき【雨パ】

5thではトリプルレートでの使用率TOP10の常連、小さなお子様からガチ勢にまで愛されていたダイケンキ(強いとは言っていない)。
TLで、6世代になってからダイケンキをトリプルで見かけなくなったという呟きを見て、捻くれた精神の持ち主である私はダイケンキ入りの納得の出来るPTを組もうと思いました。

いざ草案を考えようとした時に、ふと前にTLで見かけた面白い発想のPTが頭をよぎりました。それが『メガルカリオで水浸し+適応力+まねっこで一致高火力しおふきをぶっ放す』というコンセプトのPTでした。これは猫の手八丁口八丁様の  【トリプル】適応力で潮吹きがしたかった。  という記事で紹介されていて、これを覚えていた私は『同じくまねっこが出来るダイケンキで似たような事を出来ないか?』と思ったのです。


ダイケンキというポケモンの種族値をまともに覚えてなかった私ですが、一つだけ覚えていたのがS70族、準速でS122と言う事です。この時点で、最速ブルンゲルがS123になる事を知っていた私はブルンゲル+ダイケンキでまねっこしおふきPTを組むことにしました。


ブルンゲル@オボンのみ
臆病CS
備考:特性は貯水

しおふき あまごい シャドーボール まもる
・このPTで多分一番強い奴。初手で投げるのが基本なので守るは必須。技範囲を広げるためにシャドーボール。後述のダイケンキ、及びニョロトノともう2匹水ポケモンを採用し、巻き込み波乗りという協力な選択が出来るように貯水に。しおふきと貯水はシナジーがあるので更にお得。
あまごいは対晴れパで採用。例え追い風下でも天候を晴れにされたら、場に居座っているであろう水ポケ1〜2体が置物になってしまい、またリザードンを見せられると後ろからのニョロトノ投げが難しいので手動天候に。S操作的にはダイケンキに雨乞いを持たせたかったが、ブルンゲルの方が場に残りやすく晴れの場面に遭遇しやすいのでブルンで採用。


ダイケンキ@いのちのたま
控えめCS
まねっこ なみのり れいとうビーム ねっとう
・このPTのコンセプトだが一番影が薄い。まねっこしおふきと波乗りがメインウェポンだが、HP量や隣のポケモン等によってはこれら2つの技は選択できないので熱湯を採用。サブウェポンであるれいとうビームを切って守るを採用という選択肢があるが、正直ダイケンキを温存する理由もなく、またこのPTは受けの意味での交代が出来ないPTなので素直に落とされる方が良い。まねっこは遺伝技なので気をつけよう。


ニョロトノ@こだわりスカーフ
臆病CS
なみのり ハイドロポンプ れいとうビーム きあいだま
・スカーフ枠+天候枠。
雨にすることで更にダイケンキ神の神々しいしおふきが強化されてしまう。非追い風下でも相手より先に動く事を意識し、またPTを見て素のSが追い風パなのに遅めだと感じたのでスカーフ採用。波乗りが強い。気合玉は、ワンチャンを掴む意味での対メガガルバンギあたりに採用、基本打ちません。


ファイアロー@きあいのたすき
意地っ張りHA
ブレイブバード おいかぜ よこどり フレアドライブ
・追い風枠+アンチワイドガード枠。
気合の襷+H振りで絶対に追い風したいマンに。このPTは、対トリパ以外は必ず追い風から入るべきなので追い風前に処理されると死の未来。PTコンセプトのしおふき〜雨波乗りの敵であるワイドガードを妨害する為に横取り採用。


ハリテヤマ@とつげきチョッキ
勇敢A252振り、H223調整D調整振り残りB
備考:特性は厚い脂肪
インファイト ねこだまし フェイント いわなだれ
・猫だまし枠+アンチワイガ枠その2+ワイガを覚える枠。
追い風下で先に動く事をせず(動かなくていい)、どちらかというと相手のトリルを通してしまった時に少しでも早く動いてほしいという理念から勇敢。初手でこいつかガルーラを投げる事で、猫だましで焼き鳥の追い風をサポート。ファイアローかハリテヤマを場に置くことで、ワイガの存在が脅威にならないように構築段階からワイガを警戒しました。
厚い脂肪なのはこのPTの最大の仮想敵晴れパを絶対に許さないマンだからで、雪崩採用理由も対リザY専用である。
本来は別の汎用アイテム(オボン等)を想定して、サザンドラあたりの火力アイテム流星群を意識した努力値振りなので突撃チョッキ込だとかなりD方面が堅くなっております。

ガルーラ@ガルーラナイト
陽気AS
備考:特性は肝っ玉
ねこだまし すてみタックル れいとうパンチ けたぐり
・メガ枠。困った時のガルーラさん。猫だまし枠その2。
初手で猫騙しをうち、ファイアローの追い風をサポートする枠その2。自身も追い風下で殴れる火力ポケモンであり、範囲を広くとった技構成に。地味にキリキザンが怖いPTなので、けたぐりは必須。
もし追い風が失敗したらこいつとニョロトノで頑張るしかない。



軸の1匹であるブルンゲルがトリパでの採用が多いので、構築段階からトリパ偽装鳥パを意識した構築。メガ枠もアームハンマーをつかえてトリパでの採用がありえるメガガルーラ、同じく疾風の翼のおかげでトリパで採用されるファイアロー、トリパエースにもなるハリテヤマと『トリルに入るかもしれないけど非トリルで戦えるポケモン』を意識して採用していきました。ブルンゲルが守るを持っているのも、初手でトリルを意識させて守るで釣りつつ、追い風からの一転攻勢が出来るようにとの小賢しい考えのたまものです。
勿論同じ6匹でも、ダイケンキとブルンゲルを最遅にしてニョロトノを鉄球採用し、ガルーラをアムハン耐久振りにすればトリパとして戦えるのもメリットです。



弱点:
・波乗りミラー
・雨全般