【カロスダブル】ノオーゲッコウガ霰

少し前に第65回DEXオフに参加しました。ルールはカロスダブルの3人1チームのチーム戦、シングルエリミネーションでした。
今回は雪影さん、かえでさんとチームを組みチーム雪影組として参加しました。

結果は予選2位抜けからの決勝トナメ1落ちでベスト8、使用したPTはユキノオーとゲッコウガからなる霰パのノオーゲッコウガです。
少し前にあった第40回えりきゃんオフで使ったのと同じPTで、今回の記事はそのノオーゲッコウガを紹介する記事です。ノオーゲッコウガと名しておりますが、実際の軸はノオーゲッコウガガルーラとなっております。


結果:
第65回DEXオフ - ベスト8
第40回えりきゃんオフ - ベスト4


ゲッコウガ@こだわりメガネ
おくびょう CS252
特性:変幻自在
備考:6V推奨
ねっとう/ふぶき/あくのはどう/いわなだれ
・吹雪するエース。熱湯と悪の波動と吹雪しか基本打たず、ラス1の枠は自由枠ですが自分は岩雪崩にしました。少しダメージ入ったリザードンを持っていけるので、A個体値は高め推奨。他の候補はめざパ、草結び等。

ユキノオー@きあいのたすき
おくびょう CS252
ふぶき/エナジーボール/こおりのつぶて/まもる
・所謂普通の襷CSノオー。S補正かけて早い方が遅めの水ロトムやバンギに先制エナボを打ち込めるので好きです。礫枠はあったら便利程度、場合によっては別の技に変えてみてもお面白いかもしれません。

ガルーラ@ガルーラナイト
ようき AS252
特性:きもったま
おんがえし/アームハンマー/かみくだく/ねこだまし
・軸の1匹でもあり、結構技に悩んだ個体。反動ダメを嫌ったのもあり、恩返し採用。アムハンはガルーラミラーの打点上昇と及びバンギラスに対する打点として見てます。
本来の格闘枠に持たせていた猫役(甘えた思考だと指さされるかもしれませんが)をきもったまでトリル役ゴーストに猫打ち込めるガルーラに格闘打点を期待したので、グロパンではなくアムハンにしました。ダメージの都合上、瓦割りは却下に。
霰パの性質上、ギルガルドを呼びやすい構築になっており、他のガルド打点が拘っているのもあって噛み砕くの悪技枠採用。不意打ちを切ったために負けた試合はないですが、噛み砕くのおかげで勝った試合は多いです。

ガブリアス@いのちのたま

ようき AS252
特性:すながくれ
じしん/いわなだれ/ドラゴンクロー/まもる
・霰の砂枠。威嚇ワルビアルでも良かったかなとも思ったが、格闘の一貫性を増やすを嫌い王道を征くガブリアス採用。今回は球採用だったのですが、これは地震のダメをある程度期待させたり少し削れたマンダへの威嚇込みでの打点を意識してます。球なので勝った試合も結構ありました。
襷枠が余ってなかったのも原因ではありますが、このPTは思ったよりもライボルトが怖く感じる為ヤチェもありかと思います。

リザードン@こだわりスカーフ

おくびょう C252、S実数値157、H実数値159、D4振り残りB
特性:サンパワー
ねっぷう/だいもんじ/エアスラッシュ/げんしのちから
・霰の炎枠。拘りスカーフリザードンのアイディアは、九州勢のちくはさんが使用していた控えめスカーフリザードンを参考にしました。
本家と違い憶病で採用なのは、今回の型はめざパを必要としなかったのとビビガルを意識した時に最速ビビヨンが準速だと抜けなかったのが理由です。なおビビガルには一回も当らんかったし見かけなかった模様。
ダメージレースを意識する、またげんしのちからのリザードンYへのダメージを意識するなら控えめ推奨です。

ハッサム@ラムのみ

いじっぱり HA252
バレットパンチ/ファストガード/シザークロス/まもる
・霰パの鋼枠。ミラー意識が強く、トリルに弱くなく且つメガ枠ではないポケモンを考えた時にハッサムになりました。意地っ張りでA252振りにする理由はやはりダメージレースとサナバンギ打点、バレットPで207-131バンギ確定2、サナは175-85が中乱数で無振りスカーフ眼鏡は基本飛ばせる数値。霰ダメ入ってればH振りでもオボン貫通で飛びます。
ラムのみは鬼火対策や威張る対策を主に意識に、後は霰を見るためのポケモンなので吹雪凍結事故を避けるためにもラム。ダクホ等の催眠も視野に入れての採用となっております。
ファスガはドヤ顔ブレバアローを狩るために、ワンチャンを拾える技としての採用です。人によってはガルド打点が増える泥棒でもいいかもしれません、接触技なのでAが下がるリスクは勿論ありますが。


霰パの基本的な組み方としては
1.ノオー枠
2.吹雪エース枠
3.格闘枠
4.地面枠
5.炎枠
6.鋼枠
だと思ってます。例外としては雨霰、及びノオー単差し霰パです。それ以外はどちらかというと、ノオー入りの別のジャンル(例:メガノオー入りトリパ)で霰に依存している要素がないと思ってます。対雨ノオーピン刺しは非霰に分類されると思ってます。
○○枠じゃなくて××枠だと思う! みたいな意見もあると思いますが、これは霰が重いと言われる晴れ、砂(バンギ)、霰ミラー、鋼格闘岩の一貫性等をカバーしつつ、タイプを被せない綺麗な補完を考えた時の一例です。他の組み合わせも勿論存在すると思いますし、実際に結果を出したりしてると思います。

今回の構築の組み方は、まず最初に1、2、3の枠にノオーゲッコウガガルーラという軸を決めて考え始めました。
猫を打てて且つ格闘技を持てるガルーラは打点だけを見ればバンギラスに勝てそうなポケモンではあるので、ノーマルでありながら格闘枠に近い役割を持たせてます。半減ではないですが、素の耐久が高めなので低種族値で固まり易い霰パには合うポケモンだと考えてます。
その次の枠4はガブリアスにしました。これは成るべく高めな種族値のポケモンを採用する事によって、低種族値によりがちな霰パの事故時のカバー出来るよう、また非霰依存選出等もしやすくする為にのガブです。
5の枠は最初はシャンデラでした。これは格闘の一貫性を減らしたいと思っての採用でしたが、すぐに却下になりました。霰パの炎枠で見たいのが相手の鋼ポケモンです。特に軸の時点ではガブの地震を打ちつらいので、炎ポケモンで対処したい訳です。所が今作では鋼フェアリーのメガクチートが不意打ちを持っており、シャンデラだとトップメタの鋼に勝てません。その時、地震の相性がよく、また格闘の一貫性を減らし且つ不意打ちが等倍のリザードン採用の案を見つけました。結果枠5はリザードンです。他の案としてはカエンジシもありますが、岩の一貫性を取るか格闘の一貫性を取るかは個人の好みだと思います。
最後の枠6にはハッサムを採用しました。カロスで使える鋼ポケモンで霰に弱くない奴と考えた時、ハッサムにすぐに行き当たりました。ギルガルドも案ではありましたが、トリルではなく且つ霰ダメ等を考慮して、ガルドが殴れる回数が1回しかないのではと思い、今回はハッサムに。ハッサムは先制の打点があり、かつ今は環境にいるプテラ系にも強め。


DEXオフではノオーゲッコウガが少なくとも3人はおり、実際に追い風ノオーゲッコウガとミラーマッチをしたりしました。個人的に推したいノオーゲッコウガはHALさんのノオーゲッコウガです(4/8現在詳細が消されているらしく、よってここでもPT詳細には余り触れません):
小春日和http://d.hatena.ne.jp/HALspring1800/20140323/1395586743

さすがのHALさんクオリティです。シャンデラの欄で私は感動したので見ていって、どうぞ(勝手に他人売名)