【全国ダブル】現存するトリパの分類について

トリックルームを採用したPT、通称トリパについて少し考えてみたので記事にしてみます。

全国ダブルにおいて、トリパと言うPTは更に3つに細かく分類する事が出来ます。その3つとは

  • ・スイッチトリパ
  • ・鈍足トリパ
  • ・中速トリパ

個人的にはこの3つに当てはまるはずです。
以下、格PTの特徴及び長所短所を軽く考えてみました。脳内では色々あるのに字、特に日本語では上手く纏められないェ



1.スイッチトリパ

スイッチトリパとはその名の通り、基本Sが早い奴で殴り途中でトリックルームで遅い奴らで殴れるトリパの名称です。
中速トリパと似てますが、こちらは攻め思考のPTで『常に上から殴れる』事が最大の利点だと思ってます。天候要素+特性を利用した早いポケorスカーフ持ちが相手の上を取れ、最遅のアタッカー達がトリル下で相手の上を取れるとまさに強い。現環境最強だと言う人達が居りますが、自分は本当だと思ってます。最初にS早い子を投げる→その後後続トリル起動役と投げれるので、使い捨ても出来、肉を切らせて骨を絶てる正に優秀なPT。
スイッチトリパはトリルをする事も意識しているので、最遅個体が居たり火力がある鈍足アタッカーが入ったりする事も多いですね。

PTの特徴:
・スカーフ持ち、天候利用の早い子が基本1匹
・トリル始動役が1匹
・トリル下に成れる子が2〜3匹

長所
・トリルと通常時どちらでも上を取って攻め易い
・一部ポケの使い捨てが出来る
・勝ち筋がはっきりしてる

短所
・基本トリル起動を最重視していない為挑発等で止められる事も
・トリルするタイミングが難しい
・ミラーが重い

PT例:
Rさんのブログ、Rの憂鬱より
http://d.hatena.ne.jp/R_justice/
ここのブログにあるR雨スイッチやR砂スイッチ


2.鈍足トリパ

私は鈍足トリパと呼んでおりますが、これは"純粋なトリパ"とも言われる『トリル下で闘う事』を重視したPTです。初手からトリルを起動する事に重点をおいて、トリル下で攻めるPTです。初心者から玄人まではば広く使えるPTだと思ってます。
ただカポシャンクロバの登場や猫騙しを持っているカポの普及、トドンバレル等スタンよりに居るポケが最遅に成っていたりと逆風が在り、現在は少し前程は居なく成った感じがします。それでもレート4期からダークホール禁止に変わったので、3期程はPT構築が狭められると言う事は無いでしょう。

PTの特徴:
・トリル起動サポ役が1匹
・猫騙し持ち格闘が1匹
・トリル持ちが1〜2匹(最近のPTの多くは2匹)
・鈍足のアタッカーが2〜3匹

長所
・勝ち筋がはっきりしてる
・トリル下では基本上を取れる
・火力大

短所
・トリル起動出来ないと終わる
・トリル切れた後が無防備

PT例:
アベルさんのドサイ入りトリパ
また、現環境では使い辛いと思いますが、わんださんの霰トリパ等


3.中速トリパ

トリックルームを採用してるPTで一番トリルをする事に執着していないのがPTが中速トリパと呼ばれるPTです。
このPTは基本スタンやグッドスタッフで組まれており、上を取られている場合等に相手に合わせてトリルをすると言う、いわば受け思考のトリルギミックだと思ってます。ただ中速トリパは普段はトリル無しで闘う事の方が多いPTだと思います、はい。スイッチトリパと違い、最遅個体を採用してない事も多いはず。

PTの特徴:
・ラティ周辺のSから中速辺りの子が1〜4体
・トリル持ちが1匹
・良い耐久の遅めの子が1〜2匹
・スタンより

長所
・色んなPTに選出/プレイングで五分五分
・S早い相手でも上を取れる

短所
・メタ思考な為、トリパとしての勝ち筋は無い
・ミラーが難しい
・鈍足トリパが重い
・トリル起動が鈍足トリパ程安定しない

PT例:
myさんのカポシャンナット軸PT、みるおさんのトドングスタ等。シャロンさんのシャロングスタとかもこの分類に。